南国情緒たっぷりの温泉郷―知本温泉
ここは台湾東部最大の温泉郷です。その昔、プユマ族の人々はここを神泉とし、療養に利用していたと伝えられています。現在は観光地として開発が進み、大きなホテルが何軒も建っています。ここの名物は温泉プール。いずれもホテルの施設として設けられているもので、言わば巨大な露天風呂の感覚です。周囲はヤシの樹で囲まれており、南国ムードをたっぷりと楽しめます。水着着用が基本で、水泳用の帽子をかぶることも義務付けられているので注意しましょう。台東から鼎東客運のバスが出ていますが、宿を事前に予約しておけば、知本駅までの送迎サービスが受けられます。なお、温泉の最も奥まった場所には知本自然遊楽区があり、亜熱帯の植物たちを愛でることができます。行政院青年輔導委員会のウェブサイトにも、記事が掲載されています。