馬太鞍湿地で生態観察―馬太鞍湿地生態園区
台湾東部は豊かな自然生態を誇りますが、花蓮県の光復郷では環境保護を重視し、山麓部に広がる湿地を整備しています。これは馬太鞍湿地生態園区と名付けられ、行楽地として年々人気が高まっています。ここでは変化に富んだ自然景観ばかりでなく、アミ族に伝わる伝統的な漁法である「バラガオ」などの実演も楽しむことができます。緑いっぱいの沼地や蓮池には100種を超える動植物が棲息しており、台湾特有種も多いことから注目を集めています。現在は光復の市街地からのサイクリングロードが整備され、自転車で訪れることもできるようになりました。休憩所などもあるので、のんびりと訪ねてみてはいかがでしょうか。お問い合わせは馬太鞍邦査文史工作室(花蓮県光復郷大全街42巷15号、03-870-0015)まで。また、花東縦谷国家風景区のウェブサイトにも詳しい紹介があります。