台湾最高所に湧く出湯―廬山温泉
廬山温泉は南投県の山岳部に湧く出湯。台湾で最高所に湧いている温泉郷となっています。日本統治時代は富士温泉と呼ばれ、電力会社の作業員によって発見されたという歴史をもっています。泉質は無色透明のアルカリ炭酸泉で、 PH8~10。湯温は摂氏90度に達しており、ゆで卵やインスタントラーメンを煮ることができます。海抜が高いので、夏場は避暑地、冬場は湯治場として人気があります。源泉は2カ所あり、それぞれ旧温泉、新温泉と呼ばれています。源泉まではハイキングコースが整備されており、早朝の散策がおすすめ。豊かに生い茂った森の中で森林浴を満喫してください。また、この一帯は高山茶の産地としても知られています。優美な風景を眺めながら、ゆっくりと台湾茶が味わえます。埔里から南投客運のバスによってアクセスできます。台湾政府行政院青年輔導委員会の日本語ウェブサイト内にも詳しい記事が掲載されていますので、こちらもあわせてご覧下さい。