日本統治時代の古道を探索―緑水歩道
ここは太魯閣峡谷の絶景を心ゆくまで楽しめるコースです。戦前に設けられた古道の一部で、現在は観光歩道として整備されています。全長2キロほどの歩きやすいハイキングコースです。歩道は緑水地質景観展示館の脇から歩道は始まります。途中には照明設備が全くないトンネルがあったり、勢いよく流れる渓流を渡る小橋があったりと退屈しません。クライマックスとなるのは、断崖を大きく外側から回り込む辺り。もちろん、安全用の手すりが設けられていますが、結構なスリルを楽しめます。途中には日本統治時代に建てられた弔霊碑という石碑が残っています。また、季節にもよりますが、この辺りは蝶の棲息地として知られ、運が良ければ、無数の蝶を目にすることができます。