紅楼―淡水の歴史を見守る老建築
淡水は交易で栄えた商業都市。かつては台北の外港としても名を馳せた港町です。淡水河に沿って家並みが細く伸びています。そんな淡水を一望できるのがここです。百年の歴史を誇る赤レンガ建築で、現在は個性あふれるカフェ・レストランとなっています。日本統治時代は「達観楼」と呼ばれて親しまれていました。老街と呼ばれる古い家並みから細くて長い石段を上った場所にあります。1階はレストラン、2階はギャラリー、3階はカフェとなっています。3階のテラス席からは淡水河と対岸の観音山を一望でき、夕暮れ時に訪れれば、美しい夕日を眺めることができます。淡水駅からは徒歩10分ほどの距離。少々わかりにくい場所ではありますが、ぜひ多くの方に訪れてほしいスポットです(淡水鎮三民街2巷6号・02-8631-1168)