西門町のシンボル―西門紅楼
台北市にはいくつかの繁華街がありますが、若者文化の発信基地と言えば、何と言っても西門町です。ここは日本統治時代から続いている台北指折りの繁華街。今も昔も流行の中心として君臨してきました。そのシンボルとも言えるのが西門ロータリーの近くにある西門紅楼です。この正八角形をした赤レンガ建築は、日本統治時代に設けられたもので、かつては市場として使われていました。戦後は映画館に転用されましたが、現在は劇場として生まれ変わっており、公共空間として整備されています。2階では劇や音楽会が開催されているほか、台湾の伝統劇なども見られるので、スケジュールを確認してみましょう。1階部分は喫茶店と展示スペースとなっています(台北市成都路10号・02-2311-9380)