累積乗車人数1億名を超えた台湾高鉄
2007年1月に開通を果たした台湾高速鉄路。今やすっかり人々の足となっており、「台湾高鉄」の名もすっかり定着しています。外国人旅行者の利用も多く、台湾南部を旅する人々が大幅に増えています。中には台湾桃園国際空港に到着した後、そのまま台湾高鉄で南部を目指すという旅行者も少なくないそうです。その台湾高鉄ですが、今月、累積乗車人数がついに1億人を突破しました。台湾の総人口が約2300万程度なので、国民一人あたり5回ほど乗車したという計算になります。7月の制度改正で曜日や時間帯による割引制度はなくなりましたが、これまでウィークデーのみだった自由座(自由席)が毎日連結されるようになったり、込みあう時間帯には列車本数を増加されるなど、利便性は増しています。これからも台湾を代表する交通機関として発展していってほしいものです。