美しい海を満喫―澎湖島の旅
澎湖群島は台湾海峡の東南に位置しています。16世紀、ポルトガル人はこの島々を「pescadores」(漁師の島)と呼んでいました。現在、澎湖県には大小90あまりの島嶼があります。最大面積を誇るのは馬公島で、続いて西嶼(別名・漁翁島)、白沙島、望安島、七美嶼の順になっています。馬公島から白沙島、西嶼の間には海を跨ぐ大きな橋が架けられています。現在、澎湖には約9万の人々が暮らしています。漁民が多く、人々の大半は海と密接な関係にあります。また、新鮮な海の幸は澎湖ならではのグルメとされ、台北や高雄などでは「澎湖直送」を謳った海鮮料理店が数多く見られます。写真は馬公漁港の様子。未明から賑わいを見せます。滞在中、一度は足を運んでみたい場所です。