関子嶺温泉でスパリゾート
台湾南部を代表する温泉郷・関子嶺。ここは「ドロ湯」とも呼ばれる濁った湯が自慢の奇泉です。残念ながら、台湾の南部には温泉があまり多くないのですが、ここはそんな中で、とても頼もしい存在です。ここの湯は初めて目にすると驚いてしまうかもしれません。とにかく濁っていて、チャーコールグレーの色合いです。しかし、湯はさらっとしていて、不思議な感覚です。泉質は台湾でも指折りの良さで、「美人湯」の称号を得ています。湯はきめ細やかな粒子を含んでおり、老若男女を問わず、湯上がり後は肌がすべすべになります。泉質は塩類炭酸泉。もともとの湯温は75度とかなり高めです。効能は皮膚病やアレルギー、神経痛、肩こり、リウマチ、神経痛など。言うまでもありませんが、飲用はできません。最近はスパリゾートを謳った高級ホテルが人気です。宿泊料金はやや高めですが、訪れる価値は高いと評判の温泉郷です。