嘉南平野の父・八田與一技師の展覧会
台湾南部の大平原を沃野に変えた八田與一技師。その功績は今も人々に語り継がれています。烏山頭(うざんとう)ダムは俯瞰すると、水域が入り組んで珊瑚のように見えることから、「珊瑚潭」という名でも親しまれています。5月8日は八田技師の命日。毎年、慰霊祭が開かれており、多くの人々が駆けつけます。昨年は職員官舎が復元され、八田與一紀念園區(記念公園)として整備されました。開園以来、多くの訪問者に賑わっています。開園時間は9時から17時まで。入場は無料で月曜が休園です。10時からと15時から30分は一部の家屋の内部も参観できます。なお、現在、台北駐日経済文化代表処では八田技師の70回目の命日を迎えるにあたり、「八田與一展~台湾を愛した日本人~」を開催しています(~24日・土曜と日曜は休館)。