大成功に終わった宝塚歌劇団の台湾公演
宝塚歌劇団の台湾公演が4月6日、台北市内の「国家戯劇院」で開幕。その後、14日まで、全12回の上演が行われました。演目は和風ショーの「宝塚ジャポニズム・序破急」と、レビュー「エトワール・ド・タカラヅカ」、台湾の武侠小説をもとにしたオリジナルミュージカル「怪盗・楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)」の3作品。中でも台湾版怪盗ルパンと言われる楚留香は台湾でも絶大な人気を誇り、注目を集めました。今回の公演は東日本大震災の際、台湾から巨額の義援金を寄せられたことがきっかけとなったもの。日台の文化交流事業のひとつと位置づけられ、台湾への感謝の気持ちが込められています。宝塚歌劇団の海外公演は8年ぶり。台湾は日本文化への関心も高く、チケットは事前に完売となっていました。熱烈歓迎のムードが続く中、最終日を迎えました。今後に期待したいところです。