淡水の家並みを対岸から愛でる―八里
水量豊かな淡水河はゆったりとした流れを誇り、多くの行楽客が訪れています。しかし、淡水の人気が急上昇するにつれ、あまりにも多くの人々が押し寄せるようになり、往年の雰囲気が失われてしまったのも事実。そんな中でここ数年、人気が高まっているのが対岸の八里地区です。淡水からは渡し船を利用してわずか10分足らず。付近にはちょっとした屋台料理を扱う店やレストラン、カフェなどが集まっています。サイクリングロードも整備されており、自転車を借りて散策することも可能です。河岸は公園として整備されており、亜熱帯の雰囲気を醸し出すガジュマルの老樹などもあります。挖子尾自然保留区にはマングローブの林が原始の姿で残されています。やさしい海風に吹かれながら、八里の家並みを散策してみましょう。孔雀蛤(ミドリイガイ)や双胞胎(ドーナツ)、胡椒餅(胡椒風味の焼き肉まん)など、ご当地グルメも楽しめます。