台湾街角

大坵島は馬祖列島を形成する島の一つで、北竿島の北方に位置しています。すぐ隣りには高登島があります。かつては一般居住者がいた有人島で、軍隊も駐屯していました。しかし、過疎によって人口が流出し、軍隊も撤退してしまったため、無人島になってしまいました。しかし、数年前から馬祖国家風景区によって管理されるようになり、馬祖で唯一、観光可能な無人島となっています。近年は島を一周する歩道の整備が行なわれ、タイワンジカの保育にも成功。各界の注目を集めました。早朝に上陸すれば、それなりの確率でタイワンジカの姿を見られます。タイワンジカ以外にも、夏にはウミネコの一種であるアジサシが見られます。現在、大坵島へは連江県政府が期間限定で船を運航しています。また、船をチャーターしていくことも可能です。詳しくは馬祖国家風景区まで。