春到来!陽明山へお花見に出かけよう!
台湾は日本列島よりも南に位置しているため、さくらの季節も少し早めに訪れます。毎年2月から3月にかけて台湾の山間部では「台湾山桜」と呼ばれる緋色のさくらをめでることができます。台北近郊では陽明山国家公園(日本の国立公園に相当)がさくらの名所として広く知られています。ここのさくらは種類が豊富なことが特色とされ、台湾山桜のほか、八重桜やソメイヨシノ、大島桜、昭和桜などがあり、その数は約3200本と言われています。日本の桜並木のような密度の濃さはありませんが、広々とした園内で一本一本が咲き誇る姿はまたひと味違った風情が感じられます。また、つつじも同じ時期に咲くため、日本ではあまり見られないコンビが楽しめます。陽明山までは台北市内からバスで約30分。春のうららかな陽光に誘われて、お花見に出かけてみてはいかがでしょうか。