澎湖の離島・望安島の景勝地
台湾海峡に浮かぶ澎湖群島。全64の島々で構成されていますが、どの島も個性的な景観を誇っています。中でも澎湖本島の南に位置する望安島はアオウミガメの産卵地として知られています。夏場の産卵のシーズンを迎えると、ちょっとした賑わいになりますが、それ以外の季節はいたって静かな島です。最高地点となるのは天台山と呼ばれる丘で、島の北側に位置しています。岬の先端のような場所にあり、素晴らしい眺望が楽しめます。案内板があるわけではなく、訪れる人も多くないため、手つかずの自然に触れられます。夕方に訪ねてみると、大海原に沈んでいく夕陽が眺められます。澎湖がオンシーズンを迎えるのは6月からなので、まだ訪れる行楽客も少なく、静かです。のんびりと散策を楽しんでみたいものです。