かつての林業官舎群が行楽スポットに―嘉義・檜意森活村
阿里山森林鉄道の北門駅近くにある「檜意森活村」。ここはかつて営林局の職員宿舎が設けられていた場所でした。3.4ヘクタールという広大な敷地内に28棟の木造家屋が残るほか、かつては営林局のクラブだったという英国風の洋館も残っています。2005年には嘉義市が指定する古蹟となり、4年の歳月をかけて修復が施されました。台湾で大ヒットした映画『KANO』でも、選手たちが暮らす宿舎として登場しています。現在、これらの木造家屋群はカフェやショップ、展示スペースなどとして使用されています。中には映画『KANO』の展示館もあります。週末を中心に内外から多くの行楽客が訪れ、嘉義の新しい観光地として注目されています。ヒノキの香りに包まれながら、昔懐かしい雰囲気に浸ってみませんか。