台湾街角

台湾中南部では5月下旬から7月中旬にかけてライチ（茘枝）が旬を迎えます。台湾で栽培されているライチは主に「黒葉ライチ」、「糯米ライチ」、「玉荷包（ドラゴンライチ）」の三種類。「黒葉ライチ」は大きな実をもちますが、甘さや香りはそれほど強くはありません。「糯米ライチ」は弾力性のある食感が特色です。そして、緑がかった「玉荷包」は皮が薄くてプリッとした肉厚な実をもち、甘さが強いことで知られています。玉荷包は現在、一番人気の品種となっており、主に高雄市の山間部で栽培されています。写真は高雄市旗山区にある「芳境果菜運銷合作社」が管理するライチ畑。