台湾の鉄道風景を再現したジオラマ「哈瑪星台湾鉄道館」
高雄市の駁二芸術特区蓬莱倉庫内にある「哈瑪星(ハマセン)台湾鉄道館」。ここには約二年の歳月をかけて造られたというアジア最大の鉄道模型のジオラマがあります。百坪という敷地には台湾の鉄道の歴史と発展をテーマにした10の展示エリアがあり、台湾全土の鉄道風景がで再現されています。ジオラマは高雄からスタートし、西部、北部、東部まで島をぐるっと一周できるようになっています。南北縦貫鉄道と4本の支線のほか、サトウキビ畑や塩田、炭鉱で走っていた産業鉄道も含まれています。さらに高雄メトロ美麗島駅のステンドグラスの天井や、媽祖廟の祭典の様子を再現するなど、細部まで精巧な造りとなっています。照明や音響設備にも凝っているので、臨場感たっぷりです。また、屋外にはミニ列車も運行されており、こちらも子供から大人まで人気を博しています。