老宿舎がアート空間に生まれ変わった「藍晒圖文創園區」
2016年に台南市の中心部でできた「藍晒圖文創園區」は今、注目のアートスポット。もともとは司法関係機関の職員宿舎だった場所ですが、老家屋を再整備し、若者たちが集う公共空間となりました。スポット名になっている「藍晒圖」とは中国語では「ブループリント」を意味しています。入口の木造家屋は壁が青く塗られ、柱や天井、家具などが白い線で描かれています。これは台湾人アーティストの劉国滄氏が手がけた作品で、このほかにも、敷地内にはポップな壁絵やオブジェがあり、現代アートを愛する人々で賑わっています。また、かつての宿舎はショップやカフェ、ギャラリーなどとして整備されており、ここでは台南在住のデザイナーが手がけるグッズが数多く並んでいます。お土産探しにもぴったりのスポットです。