茶畑を背景に咲く山桜、阿里山に春到来!
嘉義の街から阿里山国家森林遊楽区に向かう途中、阿里山公路沿いに「石棹」という場所があります。ここは高山茶の産地で、道路からも山一面に茶畑が広がる様子が眺められます。阿里山は一年を通して霧に包まれるため、良質な茶葉が産出されます。実際に味わってみると、日本でイメージする烏龍茶とは異なり、まるで花のような香りと、喉元に続く甘い余韻に驚かされるはずです。また、阿里山は桜の名所としても知られています。石棹では3月中旬頃から山桜が咲き始め、茶畑に彩りを添えます。緑とピンクのコントラストは何とも言えない美しさで、大勢の人たちがお花見に訪れます。散策歩道も整備されているので、ゆっくりと景色を楽しんでみましょう。