台湾最南端の地で栽培されるマンゴー
フルーツが豊富な台湾ですが、今や一番人気を誇っているのはマンゴーです。その産地は台湾南部一帯に広がりますが、現在、注目を集めているのは屏東産のマンゴーです。これまで、台湾のマンゴーは台南市玉井区が産地とされてきましたが、数年前からは屏東県南部の枋山もマンゴーの郷として知られるようになっています。枋山のマンゴーは海を見下ろす山の斜面に栽培地が広がっています。そのため、日当たりが十分で、しかも、塩分を含む海風を浴びるため、糖度が高くなると言われています。なお、屏東産のマンゴーは玉井のように種類が豊富なわけではなく、愛文芒果(アップルマンゴー)一種だけとなっているのも特色です。ぜひ、食べ比べを楽しんでみてください。