澎湖の夕陽をひとり占め~馬公観音亭
台湾海峡に浮かぶ澎湖諸島は、美しい砂浜と青い海で知られています。その中心となるのは馬公市。ここに台湾でも指折りと言われる夕陽の鑑賞スポットがあります。観音亭は日本統治時代から景勝地として知られてきました。黄昏時になると、夕陽をお目当てに人々が徐々に集まってくる廟の前には広場があり、海沿いには遊歩道も整備されています。対岸に見えるのは西嶼(魚翁島)の島影。その間が澎湖湾と呼ばれる内海です。波間には夕陽に照らされた漁船の姿なども見ることができます。馬公の市街地からは歩いても行ける距離なので、涼しくなったのを見計らい、のんびりと散歩に出てみましょう。午後5時くらいには、ちょっとした賑わいになっているはずです。