アミ族の豊年祭を訪ねる
台湾には原住民族と呼ばれる人々が暮らしています。漢人系住民が渡ってくるよりも前から台湾に住む人々で、現在、政府からは16の部族が認定されています。アミ族はその中で最も人口が多い部族で、台湾東部の花蓮県と台東県に多く暮らしています。7月から8月にかけて、「ミリシン(豊年祭)」と呼ばれる祭事が行なわれます。これは一年の収穫を感謝し、来年の豊作を祈願する祭典です。大まかに7月は台東県、8月は花蓮県内の各集落で開かれます。男女ともに美しい衣装を身にまとい、会場は華やかなムードに包まれています。スケジュールについては花蓮県、台東県の公式サイトや交通部観光局のサイトに掲載されています。この時期ならではの魅惑の文化イベントと言えます。