小琉球の美人洞とアオウミガメ
小琉球は台湾本島の南西約13キロの海上に浮かぶ島。面積約6.8平方キロの小さな島ですが、その景観は想像以上にダイナミックで、島全体が起伏に富んでいます。島内にはいくつもの景観スポットがありますが、その中でも広く知られているのが「美人洞」です。ここは海岸沿いに歩道が設けられており、散策が楽しめます。鬱蒼とした緑に覆われており、「望海亭」という見晴らし台からは崖の下に青く透きとおった大海原が見おろせます。近年、小琉球ではアオウミガメの保護に成功しており、いくつもの場所で亀の姿を見られます。運次第ではありますが、珊瑚礁の海の中をゆっくりと泳ぐ様子を探してみましょう。遠くには台湾本島の島影を確認できます。夕暮れ以降には高雄のビル群の灯りも見ることができます。