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今季限りでプロ野球福岡ソフトバンクホークスの監督を退任した王貞治・前監督（左）が１１月１８日、東京白金台の台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表を訪問した。王氏は駐日代表公邸で台湾メディアの取材に応じ、監督退任後の心境を語った。王氏は「ユニフォームを脱いだので、１２月に台湾へ区切りのあいさつに行きたい」と今年２０周年を迎える台湾プロ野球への関心を示した。さらに来春のＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）の大会後にも再度台湾を訪問するチャンスがあると述べ、台湾との交流に意欲を示した。馮代表は、自身が日本の小学校で学んだことを話し、約５０年前となる当時の読売ジャイアンツの１番から９番打者までのラインナップを空読みして披露し、王氏を驚かせた。このあと、王氏からサインボールが馮代表に贈られ、代表公邸で王氏の慰労会が行われた。