2009年6月12日 張栩十段と謝依旻女流名人の合同就位式が盛大に開催
産経新聞社、日本棋院、関西棋院主催の囲碁タイトル戦「第47期十段位決定五番勝負」で勝利し、初の「十段」位を獲得して、それまでのタイトルと合わせ日本囲碁界初の5冠達成棋士になった張栩・十段と、産経新聞社、日本棋院主催の「第21期女流名人戦三番勝負」において初防衛を果たした謝依旻・女流名人の合同就位式が、6月12日、東京都内のホテルで開催された。来賓を代表し台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表があいさつし、「昨年9月に駐日代表として着任し、初めて日本語であいさつしたのが張栩・棋士の「碁聖」就位式だった。今回はこれで4回目の張栩・棋士の就位式への出席である。私は日本赴任前に、馬英九総統より、台日文化、経済および貿易、観光、青少年などの各方面における関係強化に努めるよう直接言われた。今回の張栩・十段ならびに謝依旻・女流名人の若い棋士2人が、日本の囲碁界で優れた成績を収めたが、これこそ台日両国の文化と青少年交流の成果を映し出したものである」とあいさつした。