2010年8月30日 江啓臣・行政院新聞局長が日本外国特派員協会で記者会見
江啓臣・行政院新聞局長は8月30日、東京有楽町の日本外国特派員協会で記者会見し、「両岸経済協力枠組み協議」(ECFA)締結後の台湾の経済・貿易政策などについて説明した。このなかで江局長は、西に最大輸出先の中国大陸、東に世界最大の経済大国である米国、北に第2の貿易相手国である日本、南に東南アジア諸国連合(ASEAN)と隣接する台湾はグローバル貿易の中心に位置すると強調し、両岸ECFAに続いて台湾は今後シンガポールとの自由貿易協定(FTA)に類する協定実現の可能性を検討する話し合いを始めるほか、日本を含む主要貿易パートナーとも類似の協定を結ぶことを望んでいると語り、台日間の経済・貿易関係の強化を呼びかけた。