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日本棋院に所属する台湾出身の囲碁棋士、張栩・九段の「第58期王座就位式」が、2月7日、日本経済新聞社、日本棋院、関西棋院の主催により、東京都内のホテルで盛大に開催された。同就位式では、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表が、「私が日本に着任して以来、張栩さんの各種タイトル就位式に出席するのは今回で10回目となる。張栩さんの日本での活躍は我々台湾人の誇りでもあり、囲碁を通して両国の文化交流がさらに実るよう願っている」とあいさつした。また、張栩・王座は謝辞の中で、「王座戦は3連勝という結果で終わることができたが、振り返ってみると楽な戦いではなく、3局ともきびしい内容の戦いだった。はっきりと負けを覚悟した局面もたくさんあったが、最終的に良い結果が得られたのは、粘り強く打ったことと、運が味方してくれたことの部分が多かった。今もきびしい他のタイトル戦が続いているが、自分が納得できるような、魂のこもった内容の碁をたくさん打っていきたい」と謙虚に抱負を語った。
2011年2月7日 3連覇を果たした張栩・王座の第58期就位式が盛大に開催
日本棋院に所属する台湾出身の囲碁棋士、張栩・九段の「第58期王座就位式」が、2月7日、日本経済新聞社、日本棋院、関西棋院の主催により、東京都内のホテルで盛大に開催された。同就位式では、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表が、「私が日本に着任して以来、張栩さんの各種タイトル就位式に出席するのは今回で10回目となる。張栩さんの日本での活躍は我々台湾人の誇りでもあり、囲碁を通して両国の文化交流がさらに実るよう願っている」とあいさつした。また、張栩・王座は謝辞の中で、「王座戦は3連勝という結果で終わることができたが、振り返ってみると楽な戦いではなく、3局ともきびしい内容の戦いだった。はっきりと負けを覚悟した局面もたくさんあったが、最終的に良い結果が得られたのは、粘り強く打ったことと、運が味方してくれたことの部分が多かった。今もきびしい他のタイトル戦が続いているが、自分が納得できるような、魂のこもった内容の碁をたくさん打っていきたい」と謙虚に抱負を語った。