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3月25日に女流名人戦で挑戦者向井千瑛・棋士を通算成績2勝1敗で下し、同タイトルの4連覇を果たした台湾出身の謝依旻・棋士と十段戦で優勝した井山裕太・棋士の「第49期十段・第23期女流名人合同就位式」が、7月5日夜、産経新聞社、日本棋院、関西棋院の主催により、都内のホテルで盛大に開催された。この日、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表は来賓を代表してあいさつし、「謝さんの活躍は日本と台湾の重要な文化交流の表れである。今後もさらに頑張っていただきたい」と述べた。謝・女流名人は謝辞の中で、「これまで大阪での対局で勝てたことは一度もなく、帰りの新幹線がとても長く感じた。今回の女流名人戦第1局も大阪であり、負けてしまった。今度大阪で対局する機会があったら、ぜひリベンジして、帰りは笑って帰りたい」と笑顔で抱負を語った。また、就位式の最後に、謝・女流名人と井山・十段は、今回の各タイトルの賞金の中から、その一部をそれぞれ東日本大震災の被災者のために寄付するという発表があった。
2011年7月5日 謝依旻・女流名人と井山裕太・十段の合同就位式が開催
3月25日に女流名人戦で挑戦者向井千瑛・棋士を通算成績2勝1敗で下し、同タイトルの4連覇を果たした台湾出身の謝依旻・棋士と十段戦で優勝した井山裕太・棋士の「第49期十段・第23期女流名人合同就位式」が、7月5日夜、産経新聞社、日本棋院、関西棋院の主催により、都内のホテルで盛大に開催された。この日、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・代表は来賓を代表してあいさつし、「謝さんの活躍は日本と台湾の重要な文化交流の表れである。今後もさらに頑張っていただきたい」と述べた。謝・女流名人は謝辞の中で、「これまで大阪での対局で勝てたことは一度もなく、帰りの新幹線がとても長く感じた。今回の女流名人戦第1局も大阪であり、負けてしまった。今度大阪で対局する機会があったら、ぜひリベンジして、帰りは笑って帰りたい」と笑顔で抱負を語った。また、就位式の最後に、謝・女流名人と井山・十段は、今回の各タイトルの賞金の中から、その一部をそれぞれ東日本大震災の被災者のために寄付するという発表があった。