李逸洋・駐日代表が「FOODEX JAPAN 2025」台湾パビリオン出展 事前記者会見に出席

台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は3月10日に、都内のホテルで開催された「FOODEX JAPAN 2025」台湾パビリオン出展事前記者会見に出席した。あいさつの中で李・駐日代表は、「この食品展は台湾の農産食品を世界にセールスする最も重要なイベントの一つだ」と述べた。さらに、今回の出展企業数や出展面積もこれまでの最大規模となっていることから、「これは台湾の食品産業の日本市場に対する重視と自信を表している」と強調した。

台湾貿易センター（TAITRA）の黄志芳・董事長は、今年の台湾パビリオンに初登場する「TAIWAN SELECT」について紹介した。これは台湾食品のブランドイメージと競争力を示すため、精選された65種類以上の高品質で斬新な商品を6つのテーマに分けて展示するもので、記者会見の会場にも一部が並べられた。農業部の黄昭欽・政務次長（副大臣）も台湾パビリオンの中に設けられる農業部の「台湾農水産館」について紹介した。

記者会見には、「FOODEX JAPAN 2025」台湾パビリオンに出展する地方自治体の中から周春米・屏東県長（知事）、翁章梁・嘉義県長（知事）、黃敏惠・嘉義市長、林茂盛・宜蘭県代理県長（知事代理）が地元の特産品を手にして登壇し、伝統と独創性を兼ね備えた美食を力強くアピールした。

「FOODEX JAPAN 2025」は3月11日-14日に東京ビッグサイトで開催される。今年の台湾パビリオンは、経済部国際貿易署、農業部、14の県および市、11の食品業界の組合などが参加し、出展企業数は193社、出展面積は2018平方メートルに達し、海外からの出展国の中で2番目の大きさとなった。

あいさつする李逸洋・駐日代表

李逸洋・駐日代表（左5）、左から周春米・屏東県長、黃敏惠・嘉義市長、王美惠・立法委員、蔡易餘・立法委員、黃志芳・TAITRA董事長、黃昭欽・農業部政務次長、賴惠員・立法委員、翁章梁・嘉義県長、林茂盛・宜蘭県代理県長

「TAIWAN SELECT」の商品の一部

李逸洋・駐日代表が「FOODEX JAPAN 2025」台湾パビリオン出展 事前記者会見に出席

李逸洋・駐日代表が「FOODEX JAPAN 2025」台湾パビリオン出展　事前記者会見に出席