李逸洋・駐日代表が日華議員懇談会の古屋圭司会長に感謝、中国のロングアーム管轄の荒唐無稽さを強く非難
李逸洋・駐日代表は3月30日、台湾との友好交流を進める日本の超党派国会議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の会長を務める古屋圭司・衆議院議員が中国政府より制裁措置を科せられたことに関して、中国が進める「ロングアーム管轄」の威圧は、まったく荒唐無稽なことであると非難した。
李代表は、「古屋会長は長きにわたり台湾に友好的であり、行動で台湾を力強く支持し、訪台回数は数十回に及び、自由、民主主義、人権といった日本と共通の基本的価値観を有する台湾との友好は、民主主義国の国民にとり、肯定的、好意的に受け入れられるものである」と述べ、「中国による制裁は、自身が反自由、反民主的な強権専制政権であることを証明するものでしかなく、世界において中国、ロシア、北朝鮮などに残る支配階級のエコーチェンバーを投影したものに過ぎない。しかもこれらの国の国民でさえ皆が強権統治が早く倒され、自由、民主主義、人権が訪れる日を待ち望んでいる」と指摘した。
さらに李代表は、「古屋会長に敬意を表したい。古屋会長は長きにわたり台湾に友好的で、民主主義の台湾と台湾海峡の平和・安定のために尽力され、台湾の国民は感謝の気持ちでいっぱいであり、古屋会長と共に自由、民主主義、人権の普遍的価値を守っていきたい」と強調した。
中国は本日、日華懇会長の古屋圭司・衆議院議員が中国側の強い反対を顧みず、何度も台湾を訪問したことは、『一つの中国』の内政に著しく反する行為であり、中国の主権と領土の一体性を損なったなどと主張し、古屋氏の中国国内の財産、取引を凍結し、香港・マカオを含む入国禁止を発表した。
これに対し、古屋会長は、日本の超党派国会議員が台湾を訪問することはごく自然なことであり、これまで何十年も中国へ行っておらず、中国の制裁をまったく気にしていないとの考えを示した。
中国出身で日本に帰化している石平・参議院議員は、昨年9月8日に中国による制裁対象となった際、「むしろ光栄だ」と語った。また、台湾の行政院政務顧問を務める岩崎茂・元統合幕僚長を中国が昨年12月15日に制裁対象に加えた際、岩崎氏は「3月に就任しているのに何で今さら制裁なのか」と一笑に付した。
中国は2021年に20名以上の個人と、10カ所以上の関連機構・会社などを含む「頑固な台湾独立分子」制裁リストを発表した。制裁対象とされた人の多くはこれを「名誉」や「光栄」と受け止めており、これにより沈黙することはない。
李代表は、中国によるこのような「ロングアーム管轄」により自由と民主主義の闘士を制裁対象にするデタラメな行為は、自分自身に跳ね返ってくるものでしかなく、最終的には世界の自由と民主主義の巨大な潮流に呑み込まれ、自らの滅亡を早めることになるだろうとの認識を示した。

東京羽田空港から台湾訪問に出発する古屋圭司・日華懇会長(右)

2025年5月に東京で開催された「パラグアイ共和国、日本及び台湾の友好を祝うレセプション」。李逸洋・駐日代表(左2)、古屋圭司・日華懇会長(左1)、パラグアイのサンティアゴ・ペニャ大統領(中央)

台湾駐日代表処公邸での夕食会。古屋圭司・日華懇会長(前列左4)と日華懇メンバーら

2025年6月の台湾フィルハーモニック東京公演。李逸洋・駐日代表(右2)、古屋圭司・日華懇会長(左2)、安倍晋三元首相夫人の安倍昭恵さん(左3)、李登輝基金会の李安妮・董事長(右3)