過去最大規模の「台北国際旅展」が１０月１８日から開催

　財団法人台湾観光協会が主催する「２０１３台北国際旅展（Taipei ITF 2013）」が、１０月１８日～同２１日の会期で、台北世界貿易センター１号館と３号館で開催される。

　同展の開催に先立ち、台湾観光協会は１０月２日に記者会見を開き、今年で２１回目の開催となる「２０１３台北国際旅展」について、「今年は６０の国と地域から９００の組織が出展し、ブース総数は１，３５０となる。これは前年と比べ１２．５％増加し、台湾における旅行展の規模としては、これまでで最高の記録を更新するものとなる」と説明した。

　今年の参加国の中で、アルゼンチン、チリ、オランダ、ポーランド、アフリカのセーシェルなどは今回が初出展となる。

　台湾観光協会の統計によると、今回予定されている１，３５０ブースの中で、日本パビリオンが１１８ブースで最も多く、北海道から沖縄まで各地の魅力が紹介されることになる。続いて多いのが米国パビリオンの４０ブース、さらにマカオ・パビリオンの２４ブース、マレーシア・パビリオンの２０ブース、韓国パビリオンの１９ブース、香港パビリオンの１６ブースの順となっている。

　この１，３５０ブースの中には、台北世界貿易センター１号館の会場の一角で同時開催される海峡両岸台北旅展の３００ブースは含まれていない。

　今年の台北国際旅展には、「民宿旅館美食」エリアも新しく増え、観光局が選定したお薦めの民宿「好客民宿（Hulkstay Minsu）」や人気あるレストランのグルメなどが会場で提供される予定だ。

《２０１３年１０月３日》