謝長廷・駐日代表が台中―成田直行便就航式典出席、台中花博をＰＲ

謝長廷・駐日代表（写真前列右４）、林佳龍・台中市長（同左３）、何煖軒・チャイナエアライングループ会長（同左４）、
曹志芬・マンダリン航空社長（同左１）、石井靖男・国土交通省成田国際空港長（同右３）、小泉一成・成田市長（同右２）

あいさつする謝長廷・駐日代表

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表は6月14日、成田空港内で開催された「マンダリン航空　台中―成田直行便就航記念式典」に出席し、あいさつの中で、週7便運航されるこの直行便の開通により、台日双方の旅行客が増えるであろうと期待すると共に、「日本の皆さんもこの直行便を利用し、今年台中で開催される『2018台中フローラ世界博覧会』（以下、台中花博）にお越しいただきたい」とアピールした。

　この日、台中空港からの第一便で到着した林佳龍・台中市長は、同路線の運航は台日双方の旅行客に利便性をもたらすと紹介し、今年11月からは台中花博も開催されることから、「この度の直行便運航によって、双方の交流がより一層盛んになるであろう」と強調した。開幕式であいさつした何煖軒・チャイナエアライングループ会長、石井靖男・国土交通省成田国際空港長、小泉一成・成田市長らも、台日間には現在、週に約620便が運航されているが、同路線の直行便就航は、台湾中部の観光促進につながると共に、双方の観光客がより一層増えることになると期待した。

　同式典の後、林・台中市長は空港内の別会場で、今年11月3日～2019年4月24日に開催される台中花博ＰＲの記者会見を開き、同花博に世界30カ国から参加が予定されていることや、今年の台日観光業界の中で最も重要な活動の1つとなっていることなどを紹介した。テーマは「花を再発見するＧ(緑)Ｎ(自然)Ｐ(人)」であり、后里馬場森林会場、外埔会場、豊原葫蘆墩公園の3カ所が会場となる。謝・駐日代表も、「台中花博は海外の人たちに台湾の自然の姿、美しさ、発展を知ってもらう機会であり、台湾にとり意義のある活動だ」と強調し、台中花博に日本の島根県や愛媛県などが参加を予定していることも紹介した。

台中花博ＰＲの記者会見
謝長廷・駐日代表（左３）、林佳龍・台中市長（左７）、何煖軒・チャイナエアライングループ会長（左８）、
スペシャルゲストで歌手の林育羣さん（左５）

«２０１８年６月１５日»