小泉進次郎・自民党青年局長が沈斯淳・駐日代表に南投県地震の義援金贈呈

　自由民主党（自民党）の小泉進次郎・衆議院議員（自民党青年局長）は、熊谷大・参議院議員、松本洋平・衆議院議員らとともに４月８日、東京・白金台の台北駐日経済文化代表処を訪れ、３月２７日に台湾中部の南投県で発生した地震への義援金を贈呈した。

　このなかで小泉局長は「先日、台湾中部で発生した大地震で心からの哀悼の意を表し、負傷された方々に、心からお見舞い申し上げます。自民党は台湾と深く特別な絆を築いてきた。２年前の東日本大震災においては馬英九総統がテレビ番組に出演し、台湾の人々に日本に対する支援をみずからが呼びかけてくださった」と述べ、自民党の青年局、国会議員、地方議員からの義援金８５万円を沈斯淳・台北駐日経済文化代表処代表に手渡した。

　また、小泉局長は「このたびのＷＢＣ（ワールド・ベースボール・クラシック）においても、日本―台湾戦は、ものすごい熱戦になって、最終的に日本が勝ったが、その試合終了後に台湾の選手が、ピッチャーのマウンドに集まり、全員で円陣を組んで、おじぎをしたことが、日本人に感銘を与えた。日本と台湾のファンどうしの間でも、『台湾からの支援ありがとう』というプラカードを持ったファンもいて、台湾の方々は『日本頑張れ』と、そういったエールを交換しあった」と述べ、日本と台湾の一層の関係強化に期待を示した。

　沈斯淳・駐日代表は「今回の地震は、若干の死傷者が出て、交通もかなり影響を受け、寸断された場所もあったが、台湾の政府はすぐに災害対策チームを発足させ、地震の復旧にもあたり、復旧事業も順調に進んでいる。地震の復旧がある程度めどがついたところに、自民党の先生方からお見舞いの意と義援金を寄せていただいたことに御礼申し上げたい」と述べ、南投県地震へのお見舞いの意および義援金に感謝の意を表した。

《２０１３年４月９日》