米国が「インド太平洋戦略」で台湾に多数言及、外交部が歓迎と感謝のコメント

　米国のホワイトハウスが11日（米東部時間）、「インド太平洋戦略」を正式に発表した。中華民国外交部（日本の外務省に相当）は12日、同文書が多くの箇所で台湾に言及していることについてコメントを発表した。以下、コメントの内容。

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　米国のホワイトハウスは11日、バイデン政権の「インド太平洋戦略」文書を正式に発表した。同文書では多くの箇所で台湾に言及、「台湾関係法」及び「台湾への六つの保証」の下での米国の約束を改めて表明したほか、米国は地域内外のパートナーと連携して台湾海峡の平和と安定を維持すると共に、台湾の自己防衛能力を支えると強調した。また、台湾の未来が台湾の人々の意志と最良の利益にかなうものとなり、わだかまりを平和的な方式で解決出来る環境を整えるとした。米国がその「インド太平洋戦略」の中で、台湾への重視と約束を際立たせたことに対し、外交部は心から歓迎すると共に感謝する。

　バイデン政権は発足以来、台湾への力強い支持を絶えず示し、台湾の安全保障に関して「岩のように固い」約束を繰り返し表明している。台湾海峡の平和と安定は米国と地域の国々共通の利益にかなうばかりでなく、自由と民主の価値を守る上で、台湾と米国により大きな共通の理念と目標をもたらす。外交部はこれからもバイデン政権と緊密に連携し、台湾と米国の長期的かつ友好的な関係を基礎に、ルールに基づく国際秩序を共に守り、インド太平洋地域の平和と安定、繁栄を促進していく。

Taiwan Today：２０２２年２月１４日

写真提供：外交部
　米バイデン政権が11日（米東部時間）、「インド太平洋戦略」を正式に発表。外交部は12日、同文書が多くの箇所で台湾に言及していることに歓迎と感謝のコメントを発表した。