日中外相会談で日本が台湾海峡の平和と安定の重要性に言及、外交部が歓迎のコメント

　25日に行われた日中外相会談で、日本の上川外務大臣が台湾海峡の平和と安定の重要性に言及したことに対し、外交部（日本の外務省に相当）が26日、歓迎と感謝のコメントを発表した。以下、その内容要約。

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　日本の上川陽子外務大臣と中国の王毅外務大臣が25日、韓国のプサンで会談し、上川外務大臣は会談の中で台湾海峡の平和と安定の重要性について述べた。外交部は日本が中国との会談という公の場で台湾海峡の平和を支持する立場を示したことを心から歓迎し、感謝する。

　日本はこのところ国際的な場で台湾海峡情勢への関心と安定への支持をたびたび表明している。11月7日に行われた日本とイギリスとの外務・防衛閣僚協議（2プラス2）、アジア太平洋経済協力（APEC）首脳会議開催期間中の17日に行われた日本の岸田文雄首相と中国の習近平国家主席との会談、そして今回の日中外相会談で日本側はいずれも台湾海峡の平和の重要性に言及し、台湾海峡の安定維持を高度に重視する姿勢を示した。

　台湾はインド太平洋地域における責任ある重要な国家として、自衛力を積極的に強化していくと同時に、これからも日本や米国、欧州連合（EU）など理念の近い国々との協力関係を深化させ、共同でインド太平洋地域の自由と開放性、ならびに全世界の平和と安定、繁栄を守っていく。

Taiwan Today：２０２３年１１月２７日

写真提供：外交部
　25日に行われた日中外相会談で、日本の上川外務大臣が台湾海峡の平和と安定の重要性に言及したことに対し、外交部が26日、歓迎と感謝のコメントを発表した。