【記事】トランプ政権の台湾派

トランプ政権の台湾派

トランプ政権の主要人事について，台湾メディアが「親台派」「知台派」「友台派」の形容詞をつけて報じた人物は何人もいるが，最も頻繁に名前があがったのは次の3人である。

ラインス・プリーバス（Reince Priebus）：大統領首席補佐官。弁護士，前共和党全国委員長。

ピーター・ナヴァロ（Peter Navarro）：国家通商会議委員長。学者，カリフォルニア大学アーヴァイン校教授

ダン・コーツ(Dan Coats)：国家情報長官。政治家，前インディアナ州選出上院議員，上院台湾コーカスのメンバー。

他に「反中」「対中強硬派」とされる人物が何人もいるが「反中」＝「親台」ではないので注意が必要だ。

プリーバス氏

民進党，国民党双方との交流が深い。職務はホワイトハウスの調整で対中対台湾政策に関与することはなさそうだが，あるいは米台の非公式接触で何か寄与するかもしれない。

ナバロ氏

この先米中の通商問題が先鋭化しそうなので，そのカギとなるポジションに知台派がいるのは重要な役割を果たす可能性がある。『米中もし戦わば　戦争の地政学』の著者。（急いで読まねば，，，）

コーツ氏

情報機関の統括者に台湾に理解が深い人物がいるのは何らかのプラスになる可能性がある。しかし，トランプ大統領がスティーブン・バノン氏を国家安全会議（NSC）に入れたことでコーツ氏がNSCの常任メンバーから外れたとのことなので，影響力は未知数である。

一部メディアで　イレイン・チャオ運輸長官が台湾出身者であるから「親台派」とされるがこれは間違い。チャオ氏は「台湾派」という人脈にはあたらず，どちらかというと「中国派」とみられている。アメリカの学者によると，彼女はブッシュ政権でも労働長官を務めたが外交政策に影響を与えた形跡はゼロとのことである。

據台灣媒體報導，川普新政府裡有幾位「親台、知台、友台」派。

最頻繁被報導的人就是這三位。

白宮幕僚長，前共和黨全委會主席蒲博思

白宮國家貿易委員會主席納瓦羅

國家情報總監丹·科茨

另外，好幾位被認為「反中」或「對中國強硬派」，但是「反中」不一定意味著挺台，要小心。

他們對台灣對中國發揮什麼影響，還是要觀察。

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