【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2024年10月第3週TOPICS
【中国軍事演習/石破首相が台湾海峡の平和と安全への支持表明 外交部「感謝」-政治-】
(台北中央社)中国人民解放軍が台湾を包囲する形で軍事演習を実施したのを受け、石破茂首相は14日、「台湾周辺の平和と安全は、我が国のみならず地域に(とって)極めて重要な問題であり、我が国はこの状況を注視している」と述べた。外交部(外務省)は同日、石破氏が中国の軍事演習に対し、高い関心を公の場で即座に表明し、台湾海峡の平和と安定への支持を改めて示したことに「高い評価と感謝を表明する」とのコメントを報道資料を通じて発表した。:2024年10月14日
【世界最長級レースで60歳の羅維銘さんが3位 45日半で約5千キロ走破/台湾芸能スポーツ-】
(台北中央社)米ニューヨークで開催中の「シュリチンモイ自己超越3100マイルレース」で、台湾の羅維銘さん(60)が現地時間14日、3位の成績で約4989キロを完走した。45日12時間37分55秒をマークし、60歳以上の部の世界記録を塗り替えた。
大会主催者によれば参加者は1周約883メートルのコースをひたすら周回する。制限期間は52日間で、完走のためには最低でも1日当たり約96キロを走る必要があるという。
これまでの60歳以上の部の世界記録は、羅さんが過去に目標として掲げていたスコットランドの選手が保持していた。羅さんはレース期間中、自身のフェイスブックに「60歳のあなたは何ができますか?私は世界記録に挑戦しています」と書き込み、年齢は問題にならないとのメッセージを発信していた。
1位はイタリアの選手で、タイムは43日3時間4分6秒だった。日本在住の台湾人選手、楊皇蘭さんも参加しており、15日までに約3205キロを走っている。2024年10月16日
【KKday、「食べログ」と提携 日本の飲食店予約可能に 訪日台湾客のニーズ取り込む–経済-】
(台北中央社)オプショナルツアー予約プラットフォームを展開する「KKDAY JAPAN」(KKday)は、カカクコムが運営する日本最大級の飲食店検索・予約サービス「食べログ」と戦略的提携を締結し、日本全国4万2000店舗以上のグルメ・飲食店予約のサービスを開始した。台北市内で15日、記者懇親会を開き、発表した。訪日台湾客のニーズを取り込み、商機獲得を狙う。
交通部観光署(観光庁)の統計によれば、今年1月から8月までに日本を訪れた台湾人は約410万人に上った。KKdayによれば、訪日台湾客の日本滞在日数は平均6日以上で、15%が3~6カ月以内に日本を再訪しているという。
KKdayによると、今年第1~第3四半期(1~9月)に日本での食体験に関する検索数は前年同期比で40%増加した。中でも「オンライン予約ができる食体験」の検索が大幅に増えているという。そこで、食べログと提携し、訪日旅行者向けの飲食店オンライン予約サービスの導入を決めた。中国語、英語、韓国語、タイ語などに対応する。
懇親会に出席したKKDAY JAPANの大淵公晴日本支社長は、今後も食べログとのパートナーシップをさらに強化し、旅行者に「新たな価値と体験を提供していく」と意欲を示した。カカクコムの鴻池拓・上級執行役員食べログカンパニー長は、今回の提携によって、訪日旅行者はあまり知られていない魅力的な地域やジャンルにもアクセス可能になると紹介。「日本での旅がより多彩で充実したものになることだろう」とアピールした。:2024年10月16日
【スターラックス航空、台中・高松線を定期便化 12月から週3往復/台湾-観光-】
(台北中央社)台湾のスターラックス(星宇)航空は15日、現在チャーター便として運航している中部・台中─高松線を定期便化すると発表した。12月1日から週3往復で運航する。
運航は毎週水、金、日曜日で、往路は台中を午前8時50分に、復路は高松を午後1時20分に出発する。機材はビジネスクラス8席、エコノミークラス180席のエアバスA321neo型機を使用する。航空券の販売はすでに開始されている。
同社は台湾の顧客向けに、高松市や四国各地の名所を紹介して利用を呼びかけている。2024年10月16日
【インターネットの自由度、台湾は7位 アジア首位を維持 米人権団体調査–社会-】
(ワシントン中央社)米国の国際人権団体「フリーダムハウス」が16日に発表した2024年のインターネットの自由度に関する報告書の世界ランキングで、台湾は7位に入り、台湾が調査対象に含まれてから4年連続でアジア首位となった。日本は8位だった。
調査は世界72カ国・地域を対象に、アクセス障害、コンテンツ制限、ユーザーの権利の侵害の三つのカテゴリーで自由度をスコア化。19カ国・地域が「自由」(70点以上)、32カ国・地域が「部分的に自由」(40~69点)、21カ国・地域が「不自由」(39点以下)とされた。
台湾は総合79点で、カテゴリー別ではアクセス障害が24点(25点満点)、コンテンツ制限が29点(35点満点)、ユーザーの権利の侵害が26点(40点満点)だった。報告書は、台湾の市民社会やテクノロジー業界、政府などが中国による情報工作に対抗しようと革新的な行動を取ってきたと指摘。一方で近年では広範囲で不透明なウェブサイトのブロックが懸念となっているとした。
上位5カ国・地域は1位から順にアイスランド(94点)、エストニア(92点)、カナダ(86点)、チリ(86点)、コスタリカ(85点)。日本は78点で、最下位は中国とミャンマー(いずれも9点)だった。2024年10月17日