【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年2月第4週TOPICS
- 【台日ワーホリ査証、発給上限回数を「2回」に引き上げ 青年交流の深化図る/台湾-政治-】
(台北中央社)卓栄泰(たくえいたい)行政院長(首相)は26日、台湾と日本の間で導入しているワーキングホリデー制度について、ワーキングホリデー査証(ビザ)の発給上限回数が従来の1回から「2回」までに変更されたと発表した。今月1日付で施行された。
台日双方の青年交流と人間社会・文化分野での交流を深化させる狙いがある。
台日は2009年4月から同制度を導入。同制度で台湾は18歳から30歳までの日本人を対象に、休暇を目的とした最長1年間の滞在とその付随的活動としての就労を認めている。
これまでは生涯の申請回数上限を1回としていたが、これが2回に引き上げられたのに伴い、査証の発給上限回数も2回となった。
台湾は日本や英国、フランス、ドイツ、ニュージーランドなど18カ国とワーキングホリデーに関する取り決めを結んでいる。行政院(内閣)によると、毎年1万人を超える申請がある。
行政院の李慧芝(りけいし)報道官によれば、卓氏はこの日の行政院院会(閣議)で外交部(外務省)に対し、各種の台日協力の徹底、強化と台日関係のさらなる深化を要請したという。:2026年2月26日
- 【アフリカ豚熱/ 台湾、国際獣疫事務局にアフリカ豚熱清浄国認定を申請 「防疫体制は安定」=農業部–社会-】
- (台北中央社)農業部(農業省)は21日、国際獣疫事務局(WOAH)に対し、家畜伝染病「アフリカ豚熱」(ASF)の自己清浄国宣言の認定申請書を同日、正式に提出したと発表した。同部は、申請はWOAHの規約に基づいて行ったもので、国内のASF防疫体制がすでに安定を回復し、モニタリングに関する証拠もそろっており、清浄国に復帰する条件を備えたことを示しているとした。
- 台湾では昨年10月下旬、中部・台中市でASFの感染が初めて確認された。同11月21日、現場の清掃・消毒が完了し、環境サンプリング実施の結果、陰性が確認された他、その後の集中的モニタリングでも陽性となる新たな事例が見つからなかった。
- 同部は、WOAHの関連規約では、最後の感染例による清掃・消毒完成後満3カ月の場合、自己宣言の認定申請を行うことが可能だと説明。審査の迅速化を図り、積極的にWOAHとのやりとりを進めるとした。
- 同部によれば、これまでの経験では審査は約4カ月を要する。だが、今回は過去に発生事例があったため、WOAHの専門家が技術的な詳細について質疑応答する可能性があることから、保守的に見積もって6~8カ月かかる見通しだという。:2026年2月21日
- 【台湾・淡水と長崎県平戸市の博物館が協力協定 関連特別展を開催–文化-】
(新北中央社)北部・新北市の淡水古跡博物館と長崎県平戸市の松浦史料博物館、平戸オランダ商館は25日までに、連携協力協定を締結した。国境を越えた展示や教育活動、人材の相互訪問などに取り組む。これに合わせ、新北市の文化施設、淡水紅毛城では、17世紀ごろに淡水と平戸が貿易で果たした役割をひもとく特別展を6月22日まで開催している。
古跡博物館が発表した報道資料によると、同館の蔡美治館長は、淡水にスペイン人の貿易や布教活動の拠点「サント・ドミンゴ城」(紅毛城の前身)が1629年に建設されたことに触れ、建設400年の節目を迎えるための準備を進めていると説明。昨年7月にはオランダ商館を中心に、オランダ東インド会社(VOC)とゆかりのある東アジア各国・地域の施設と連携を深める「オランダ商館ヘリテージネットワーク」(DTPHN)に加わったとし、今回の特別展開催と合わせ、国際交流面での実質的な成果だと語ったという。
古跡博物館は特別展について、VOCの発展を背景に、史料や文物を通じて17世紀当時の貿易ネットワークを紹介しているとし、松浦史料博物館が保存する資料も展示しているとした。
松浦史料博物館の岡山芳治館長は、同館が保存する平戸藩主松浦家の古文書には税務制度や港湾管理、外国船往来の記録などが含まれるとし、当時の淡水とは高度な補完関係にあったと指摘。協定を通じてさらなる協力を促進し、歴史研究の成果を国境を越えてより広く共有したいと期待を寄せた。:2026年2月26日
- 【高雄のイベントに日本4県市参加 市観光局「国際色豊かな魅力を感じて」/台湾–観光-】
(高雄中央社)南部・高雄市で開催されている市主催の屋外イベント「2026 Kaohsiung Wonderland」(高雄冬日遊楽園)に、日本から4県市が参加し、ブースの設置やパフォーマンスの披露などでイベントを盛り上げている。同市観光局は国際色豊かな高雄の魅力を感じてほしいと来訪を呼びかけている。
4県市は高雄市と友好交流都市などの関係にある東京都八王子市や熊本県熊本市、秋田県、神奈川県藤沢市。
同イベントは7日に開幕。熊本城おもてなし武将隊が突発演舞(ゲリラパフォーマンス)などを行い、幕開けを飾ったのに続き、八王子市の東京都立大学男子チアリーディング部MAXONSも雄々しい演技で観衆を魅了した。25日から3月1日にかけては秋田県や藤沢市がブースを設置し、それぞれの観光や物産をPRするという。
同局は、イベントを通じて高雄を国際的にアピールできる他、観光分野での台日の協力深化にもつながると強調。今後も引き続き、日本の友好都市との関係を深めたいとした。
高雄冬日遊楽園の開催は今年で3回目。市は国際的イベントと位置付けている。同局の高閔琳局長によれば、これまでに欧米や北東・東南アジア、韓国などの姉妹都市が参加した。
イベントは愛河湾で来月1日まで続く。:2026年2月23日
- 【台湾株、終値で3万4000ポイント突破 史上最高値更新–経済 -】
(台北中央社)24日の台湾株式市場で、主要株価指数の加権指数は前営業日比927.56ポイント(2.75%)高の3万4700.82で取引を終え、終値ベースで初めて3万4000ポイントの大台を超えた。終値、取引時間中ともに史上最高値を更新した。
取引時間中の上げ幅は一時、1000ポイントを超え、3万4786.42まで上昇した。終値の上げ幅は2025年4月10日に次いで過去2番目の大きさとなった。
主力3銘柄はいずれも上昇した。台湾積体電路製造(TSMC)は3.42%高、デルタ電子(台達電)は6.13%高となり、両銘柄ともに上場来高値を更新。鴻海(ホンハイ)は1.53%高だった。:2026年2月24日