【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年4月第1週TOPICS
- 【韓国、電子入国申告書の様式変更へ 台湾を不当表記 外交部長「修正に時間的猶予」-政治-】
(台北中央社)韓国が電子入国申告書の「直前の出発地」や「次の目的地」の欄で台湾を「CHINA(TAIWAN)」と不当に表記している問題で、韓国政府が両項目の削除を検討していることが3月31日、韓国メディアで報じられた。林佳竜(りんかりゅう)外交部長(外相)は1日、韓国政府からの説明をすでに受け取ったとし、韓国側の要望に応じて修正に時間的猶予を与える考えを明らかにした。
韓国は少なくとも昨年12月から、電子入国書の「直前の出発地」や「次の目的地」の欄で、台湾の選択肢を「CHINA(TAIWAN)」としている。外交部(外務省)は韓国政府に対し訂正を申し入れ、3月末までに回答するよう求めていた。台湾は対抗措置として先月1日から、台湾に居住する外国人に発行する身分証明書「外僑居留証」(ARC)で、当初は「韓国」としていた箇所の表記を「南韓」に変更した他、期限までに韓国側から回答がなければ、台湾側の電子入国カードでも韓国の表記を「KOREA(SOUTH)」に変更する方針を示していた。
韓国の通信社、聯合ニュースは3月31日、韓国が電子入国申告書から「直前の出発地」や「次の目的地」の項目を削除することを検討していると韓国外交部の当局者の話として報じた。様式の変更は台湾だけでなく、全ての国に適用されるという。
林氏は立法院(国会)外交・国防委員会出席前に報道陣の取材に応じた。
林氏は、韓国側から修正の時間がほしいとの申し出があったとし、台湾側の電子入国カードの調整については先送りすると説明した。修正期限を提示したかについては「(韓国側から)『早急に行う』と伝えられた」と述べた。
林氏は、台湾と韓国間の往来は特に民間交流が非常に多いとし、双方政府が平等と相互尊重の原則にのっとり、両国の交流と協力を積極的に促進することに期待を寄せた。:2026年4月1日
- 【台北市立動物園のマレーグマ、札幌市円山動物園に到着 協力覚書に基づき動物を交換/台湾–社会-】
- (台北中央社)台北市立動物園は3月31日、同園で飼育していたマレーグマ2頭が30日に同園を旅立ち、同日中に札幌市円山動物園に無事到着したと発表した。両園は2013年に結んだ協力覚書に基づいて動物の交換に合意しており、今回の譲渡で交換が完了した。
- 台北市立動物園によると、同園で生まれ育った18歳の雌「小熊妹」(シャオションメイ)と18歳の雄「熊覇」(ションバー)が引き渡された。2頭はきょうだいで、マレーグマとしては「中年」に差しかかっているという。譲渡により、同園で飼育するマレーグマはいなくなった。
- 円山動物園が昨年8月に発表した報道資料によれば、両園は13年に協力関係樹立の覚書を、14年には動物交換の合意書をそれぞれ締結。これにより円山動物園からヨウスコウワニ3頭とヤドクガエル類48匹が台北側に寄贈された。台北からはチンパンジーの親子が贈られる予定だったものの、母親が死んだことにより中止となった。マレーグマはこの代替として譲渡された。
- 同園は23年までマレーグマを通算56年にわたり飼育していた。再導入の理由は保全の必要性と展示による教育的効果で、保全については日本国内での飼育頭数が減少しているため、海外から新たな血統の個体を導入することが重要だと説明。2頭がきょうだいであることから、繁殖にはどちらかの個体を日本国内の他の動物園などに移動させ、別の個体を迎えてペアにする必要があるとした。
- 「熊覇」は台北からの搬出の際に暴れて爪が割れるけがを負ったものの、円山動物園に到着してからは餌を食べる様子が確認されており、今後治療が行われる。2頭の一般公開については、追って公表するとしている。:2026年4月1日
- 【日本時代にルーツ持つ小学校 阿里山鉄道の客車を活用した図書空間がオープン/台湾–文化-】
- (嘉義中央社)南部・嘉義市の林森小学校で1日、阿里山林業鉄路(林鉄)で使用されていた客車を改造した図書空間がオープンした。記念式典に出席した黄敏恵(こうびんけい)市長は、嘉義の「木材と絵画の街」の要素を組み合わせたとし、貴重な教材になると語った。
- 嘉義は日本統治時代に林業で栄えた他、台湾を代表する画家、陳澄波が暮らした絵画の街として知られる。市政府教育処は、市政府や林森小、林鉄を運営する林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処の努力で、引退した客車が読書や特色ある学びの場に再生されたと説明している。
- 黄市長は、林森小の前身は日本統治時代に開校した新高公学校で、林業従事者の子弟の学び場だったと紹介。林森小側から客車を図書室として再利用したいとの提案があり、実現したと語った。
- また嘉義の都市発展と林業の歴史には密接なつながりがあると指摘。退役車両は阿里山鉄道初期の客車の一つだとした上で、木材を基調とした読書空間を整備し、低炭素で環境に配慮した文化の場に生まれ変わらせたと述べた。
- 管理処の王昭堡処長は、今後は子供たちに昔話を聞かせたり、地域の高齢者と交流したりする場として活用できるとし、文化資産の保存と再利用の優れたモデルだと語った。:2026年3月24日
- 【台湾あれこれ/ 日本発の「体験型恐竜ライブショー」、台湾で「児童節」イベント参加へ–観光-】
今月4日は台湾の子供の日に相当する児童節。4連休となる3日から6日にかけては南部・高雄市の衛武営国家芸術文化センターで市政府が主催する恐竜関連のイベント「恐竜酷楽園」が開かれる。1日には台湾鉄路(台鉄)の高雄駅構内で、日本の体験型恐竜ライブショー「DINO-A-LIVE」のパフォーマンスが行われ、イベントをPRした。
本物のような恐竜の出現に駅の利用客は足を止め、写真撮影に興じる親子連れの姿もあった。恐竜が大きな口を開けると悲鳴に似た歓声が上がった。
高雄市政府教育局の呉立森局長は、イベント会場では親子向けの催しが開かれる他、マーケットも開かれるとし、来場を呼びかけた。:2026年4月 1日
- 【TSMC / TSMC、熊本第2工場で3ナノ半導体生産へ 経済部が投資計画の変更を承認/台湾–経済 -】
(台北中央社)経済部(経済省)投資審議司は3月31日、半導体受託製造世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の日本での投資計画の変更を承認したと発表した。熊本県に建設中の第2工場で導入する技術を3ナノの先端半導体製造プロセスに切り替える。2028年の設備搬入と量産開始を予定し、ウエハーの月間生産能力は12インチ換算で1万5000枚になるとしている。
同社の魏哲家(ぎてつか)董事長(会長)兼最高経営責任者(CEO)は2月、日本の高市早苗首相と面会した際、熊本第2工場で将来的に3ナノ半導体を生産する計画を伝えていた。従来の計画では、主に6ナノの半導体を生産するとしていた。:2026年4月1日