【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】
2026年4月第2週TOPICS
- 【アフリカ豚熱/ WOAH、台湾のアフリカ豚熱自己清浄国宣言を承認 申請から1カ月余りで-政治-】
(台北中央社)農業部(農業省)は6日、台湾が国際獣疫事務局(WOAH)に申請していたアフリカ豚熱(ASF)の自己清浄国宣言が承認されたと発表した。台湾では昨年10月にアフリカ豚熱が国内で初めて発生し、2月下旬に自己清浄国宣言を申請していた。
農業部は、予想されていた6~8カ月の審査期間を大幅に短縮し、わずか1カ月余りの速さでWOAHの厳しい審査を通過したことは、台湾の各種の防疫措置とその成果が高く評価されたことの表れであり、台湾の卓越した防疫の強靭(きょうじん)性を示すものだと強調した。
台湾は2020年に口蹄疫のワクチン非接種清浄地域に認定されたのに続き、24年11月にはアフリカ豚熱の自己清浄国宣言が承認された。昨年5月に豚熱(CSF)の清浄地域に認定され、豚の三大感染症のないアジアで唯一の国になっていたが、同10月下旬に中部・台中市の養豚場でアフリカ豚熱の感染が確認された。農業部は今年1月23日にアフリカ豚熱の発生事案の終結をWOAHに報告し、2月21日に自己清浄国宣言を改めて申請していた。:2026年4月7日
- 【新北市、交差点に巨大パラソル 自動で開閉 暑さ対策で試験導入/台湾–社会-】
- (台北中央社)北部・新北市政府交通局は9日、市政府庁舎が位置する板橋駅前の交差点2カ所に自動で開閉する日よけのためのパラソルを設置したと発表した。試験的な導入で、市民からの意見や設備の運用状況を見て、増設の可能性を検討する方針だ。
- 同局の林昭賢・専門委員は、板橋駅は重要な交通結節点で交差点の人通りが多い上、歩車分離式信号を設置しているため、信号の待ち時間が長いと説明。それにもかかわらず、日よけの設備が不足していることから設置箇所に選んだとした。
- パラソルに取り付けられた環境センサーが日照や風速を感知し、自動で開閉する。韓国から取り入れた技術で、高温時や日差しが強い時には開き、夜間や強風時には閉じるようになっている。
- パラソル展開時の最長辺は5メートルに達し、閉じると幅は約60センチまで小さくなる。エネルギーには太陽熱を利用しており、夜間の照明には発光ダイオード(LED)が採用されている。市は人々が信号待ちの間、涼をとれる日陰を提供できればとの考えを示した。:2026年4月10日
- 【台北・迪化街の旧米店「和豊商行」を歴史建築に認定 日本統治時代からの建物–文化-】
- (台北中央社)台北市の迪化街にある日本統治時代の建物「和豊商行」がこのほど、同市の歴史建築に認定された。外観に芸術的価値があり、第2次世界大戦末期の歴史を伝える建物として評価された。
- 迪化街の一帯には日本統治時代に建てられた建物が複数残る。和豊商行は2階建てのれんが造りの建物で、日本統治下の1925年に初めて登記が確認された。一部の構造には木材が用いられている。かつては米店として使われていた。
- 所有者は2025年9月、建築士事務所を通じて市文化局に保存を申請。先月30日の文化景観審議会で承認された。:2026年4月6日
- 【台湾あれこれ/ マルチ本塁打達成の王柏融に「日本の父」祝福 日ハム職員、高雄に駆け付ける/台湾–芸能スポーツ-】
台湾プロ野球・台鋼ホークスの王柏融外野手は、かつて所属していた北海道日本ハムファイターズの球団職員、岩本賢一さんを「日本のお父さん」と慕っている。そんな岩本さんは、王が6日の試合で約8年ぶりにマルチ本塁打を決めたことを知り、北部・新北市に滞在していた7日、台鋼の本拠地である南部・高雄市に駆け付けて王に祝福を伝えた。
日本ハムでチーム統轄副本部長兼国際グループ長を務める岩本さん。2023年12月、王が5年間プレーした日本ハムを離れて台鋼に移籍した際には、台北で行われた入団記者会見にも参加。「来年の春に柏融がファイターズのキャンプにいないのはとても寂しい」と話し、王と2人で涙を流す場面もあった。
台鋼によると面会時には、王が自身の変化について語ったり、互いの近況を報告し合ったりした。岩本さんも王が今季、何かが変わったことに気付いていたという。:2026年4月 8日
【日ハム対オリックス戦で「台湾パイナップルデー」 農業部が協賛 試食イベントも–経済 -】
(台北中央社)農業部(農業省)は3日、北海道北広島市のエスコンフィールドで開催されたプロ野球、日本ハム対オリックス戦に協賛し、「台湾パイナップルデー」を開催した。金鑽パイナップルの販売や試食を通じて、日本の野球ファンや消費者においしさをアピールした。
農業部によると、台湾産農産品の魅力を日本全国の消費者に届けるために開催。試合前には胡忠一(こちゅういち)政務次長が高品質のパイナップル30箱を選手に贈呈した。農糧署の陳立儀主任秘書が始球式を務めた。日本ハムで活躍する台湾人選手、古林睿煬も姿を見せた。
イベントに合わせ、コールドチェーン(低温物流)を展開する日本企業ファーマインドがブースを設置してカットパイナップルを販売した。また北海道にあるイオングループのスーパーでもパイナップルを取り扱ったという。
胡次長は、ジューシーかつ果肉がきめ細かいばかりか、香り高く、芯まで食べられると強調。毎年3月からは中部や南部で徐々に気温が上昇し、パイナップルの糖度が14度に達するとし、対日輸出に適した熟度になると語った。
またこの日は、台湾プロ野球各球団のチアリーダー6人も登場し、会場を盛り上げた。
農業部は、国内外の市場が安定供給と品質確保のシステム構築に尽力していると言及。2022年からは輸出業者や生産者団体などに対し、日本語や韓国語、英語での生産履歴管理の指導を進めるなど、安心と品質の向上を図っているとして、購入を呼びかけた。:2026年4月4日