【 タイガーエア台湾、函館線就航へ 8月12日から 】
格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾(台湾虎航)は、台北(桃園)-函館線を8月12日から開設する。同社の日本路線としては8路線目。函館線が就航すれば、同社は日本の北から南までを全て網羅することにな開設からしばらくは週5往復で運航する予定。毎週月・火・水・金・日の早朝5時25分に桃園国際空港を出発、復路は毎週月・火・水・金・日の午前11時に函館空港から飛び立つ。現在運航している日本路線は、那覇、福岡、大阪(関西)、名古屋、東京(羽田)、東京(成田)。来月29日には仙台線も就航する。同社は函館線開設に合わせ、同路線航空券のセールを31日午前11時から6月2日まで実施する。最安値は片道4500円(税抜)。(2016/6/1)
【 台湾の国際競争力、14位に アジアでは香港・シンガポールに次ぎ3位 】
スイスのビジネススクール、IMD(国際経営開発研究所)が5月30日に公表した2016年の世界競争力ランキングで、台湾は14位にランクインしたことがわかった。アジア地域では香港(1位)、シンガポール(4位)に次ぐ3位。ランキングは世界61の国・地域が対象で、景気動向、政府の効率性、事業効率、インフラの4つの主要要因から派生する340以上の基準に対する分析を基に決定されている。IMD世界競争力センターのアートロ・ブリス氏は、台湾に求められているのは産業グレードアップや就業機会創出、貧富格差の是正、労働参加率の向上、人材育成などであり、社会の結束力と包容力の強化を促していけば良いのでは、との見解を示した。(2016/5/31)
【 東京で台湾と日本の食文化交流イベント 高雄市は果物アピール 】
民間団体主催の日台食文化交流イベント、台湾フェスティバルが5月28日~29日、東京都墨田区の錦糸公園で開催された。会場には高雄市政府農業局がブースを設置。パイナップルやライチなど南国の果物をPRした。同局の王正一主任秘書は、高雄産玉荷包ライチについて種が小さく、ジューシーとおいしさをアピール。「たくさんの日本の人に買ってもらいたい」と語り、「高雄にも遊びに来て」と呼びかけた。また、応援に駆けつけた同局のマスコットキャラクター、ガオトントン(高通通)のまわりには多くの来場者が集まり、写真撮影に興じるなどした。イベントでは台湾原住民(先住民)の歌が披露されたほか、麺線、臭豆腐、牛肉麺などの台湾グルメを提供。ライチの種飛ばし大会も開催され、大勢の人でにぎわった。 (2016/5/30)
【 日台航空路線ついに毎日100便に 台湾-東京線運賃は3年前比2割安 】
交通部(交通省)民用航空局の統計によると、日本と台湾を結ぶ航空便の便数は今年5月に週727便となり、1日平均100便以上就航していることがわかった。昨年同期比では4割増の便数となっており、最多は台湾―東京間で週256便。また円安と増便の影響で運賃が値下がりしており、東京便は2012年と比較して約2割程度安くなったとしている。この勢いはまだまだ加速の兆候があり、まずフィリピン航空が6月25日から台北(桃園)-大阪(関西)線を就航させるほか、タイガーエア・台湾(台湾虎航)が同29日に台北-仙台線を、Vエア(威航)も7月1日に台北-沖縄(那覇)線を開設する見通し。日台をつなぐ交通インフラが充実することで、ますます双方間の距離が縮まり、交流の活性化も期待されるところ。(2016/5/29)
【 屏東東港特産のサクラエビ、今季最後の競り終了 生産額16億円以上 】
南部・屏東県東港鎮特産であるサクラエビの最後の競りが5月末行われた。同県政府農業処によれば、今季の漁獲量は1200トン近くと例年並みで生産量は5億台湾元(16億6900万円)以上に上った。サクラエビ漁が行われているのは世界で静岡県と台湾のみとされているが、実際には台湾の漁獲量の7割程度が日本に輸出されているとのこと。同地では種の保全や価格の安定化のため、毎年6月から10月までをサクラエビ漁禁止期間とし、また漁獲可能量等についても厳しい規定が設けられている。尚、同地のサクラエビは1籠当たりで平均6000元(約2万円)前後の値が付けられている。(2016/6/3)
【 金門初の移動図書館車、6月14日始動へ 読書熱盛り上がりに期待 】
離島・金門県で初となる移動図書館車が6月14日から始動するのを前に、車の引き渡しが5月31日に行われた。同県文化局の呂坤和局長は、移動図書館車が県内の各地を駆け巡ることで、県民の読書熱を高められればと期待を述べた。呂局長は、都市文化と読書には関連性があると語る。図書館車の導入は読書率の上昇を重視している陳福海県長の意向を受けて決まっており、県民の読書活動推進や読書力の向上、地域間格差の縮小等が目的とされ、今後は県内の各小・中学校に停留し、各種サービスを提供していくとのこと。(2016/6/3)
【 台湾ASUSが家庭用ロボットを公開、価格599ドル 】
台北で開催されている情報通信技術(ICT)見本市「コンピューテックス台北」で、台湾パソコンメーカーのASUS(エイスース)が家庭用ロボット「Zenbo」を公開した。「Zenbo」のウェブサイトによると、スマートホームデバイスとの連携、家事の手伝い、写真や動画の撮影、子どもへの話の読み聞かせ、質問への回答、音楽の再生、異なる表情での感情の表現など、様々なことが可能だという。複数のメディアによると、「Zenbo」の価格は599ドル(約6万5000円)。発売時期は明らかにされていない。見本市は5月31日から6月4日までの日程で開催されている。(2016/6/2)
【 アジア最高峰の料理大会で優勝の台湾代表、喜びを語る 】
シンガポールで4月に開かれたアジア最高峰の料理大会「FHA料理チャレンジ」の「グルメ・チーム・チャレンジ」で総合優勝を果たした台湾代表チームが6月1日、台中市内で受賞メニューを展示し、栄光を手にした喜びを語った。同大会には世界各地から11チームが参加。台湾各地の大学の調理系学科教授や有名ホテル・レストランのシェフなどによって構成された台湾代表チームは、台湾米や野菜、パイナップル、レモン、スイカ、マンゴーなど厳選した台湾農産物を使用したメニューで見事栄冠を手にしている。コーチを務めた張志騰さんは「30年待ってようやく台湾代表が初優勝出来た」と力強く思いを語ったとのこと。(2016/6/2)
【 台湾の良質な生活工芸品出展 日台のより密な交流に期待 】
東京ビッグサイトで6月1日から始まったインテリア・デザイン市場のための国際見本市「インテリア ライフスタイル」で、台湾の良質な生活工芸品を集めたパビリオンが設置されている。応援に駆け付けた台北駐日経済文化代表処台湾文化センターの朱文清顧問は、工芸品を通じ日台間の文化・芸術面における交流がより密になればと期待を寄せた。パビリオンを主催するのは、工芸文化の振興を後押しする台湾工芸研究発展センター(台湾工芸研究発展中心)。「In Taiwan In Design」をテーマに、厳正に選ばれた15ブランド、55種類の製品が展示されている。尚、出展されている製品は全て台湾でデザイン・製造されているとのこと。(2016/6/2)
【 台湾の地下鉄と東京メトロ 2度目の共同キャンペーンで交流促進へ 】
台北メトロ、高雄メトロ、東京メトロの3社は、7月1日から8月31日まで、3社共同のプレゼントキャンペーンを実施すると発表した。2014年11月以来2度目で、台湾と日本の相互交流促進を目指す。台湾から日本、日本から台湾の旅行者が対象で、フェイスブックやインスタグラムなどの会員制交流サイトを活用し、指定の駅窓口で記念品がもらえるとのこと。記念品の内訳は、台北メトロが最新車両のイラストが描かれた木製ポストカード、高雄メトロがオリジナルキャラクターのクリアファイル、東京メトロが特製ラップフィルムとなっている。(2016/6/1)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― 2016年台湾国際漁業展 】
2016年11月9日より3日間、高雄展覧館にて台湾国際漁業展が開催される。中華民國対外貿易発展協会等の主催。出展品目は漁業関連工具、漁船用設備、養殖関連技術、海産物飼料及び飼料関連技術、海産物、海産調理品、海産加工機械等多岐に渡っている。詳しい情報は以下公式HP及び添付ファイル参照。
HP : http://www.taiwanfishery.com/zh_TW/index.html