中華民国（台湾）が牛尾滋・前駐南アフリカ日本大使に「紫色大綬景星勲章」を授与、李逸洋・駐日代表が勲章伝達

　李逸洋・駐日代表は4月7日、中華民国（台湾）より前駐南アフリカ日本大使の牛尾滋氏に授与された「紫色大綬景星勲章」および「証書」を伝達し、牛尾前大使の長年にわたる台日友好交流への尽力と貢献を表彰した。

　牛尾前大使は挨拶のなかで、「安倍晋三総理が述べていたように、台湾と日本は一体であると思っている。もう外務官は退任したが、今後も台湾と協力し、日台交流を推進したい」と述べ、この度の台湾政府からの勲章授与に感謝の意を表した。

　李代表は、牛尾前大使が安倍元首相の台湾に対する友情と台湾に友好的な立場を継承し、外務省に在省中のみならず、駐コンゴ民主共和国、ポルトガル、南アフリカ兼エスワティニ大使としての駐在期間中でも、さまざまな会合の場で台湾を支持する発言を行い、日本や国際社会の人々に向けて台日友好の重要性を呼びかけたことから、この度の勲章授与が総統令により「紫色大綬景星勲章」が授与され、その卓越した貢献を表彰したものであることを説明した。

　勲章伝達式は、4月7日午後4時に駐日代表処代表公邸で執り行われ、代表処各部門の幹部らと牛尾前大使の友人らが式典に立ち会った。

李逸洋・駐日代表（右）、前駐南アフリカ日本大使の牛尾滋氏（左）

李逸洋・駐日代表（右）より前駐南アフリカ日本大使の牛尾滋氏（左）に祝辞が読み上げられた。