京急羽田空港駅に台湾の観光広告パネル登場、除幕式に周・観光局長らが出席

左から、簡文彬・衛武営国家芸術文化センター芸術監督、劉怡汝・国家両庁院芸術監督、朱宗慶・ナショナルパフォーミングアートセンター会長、周永暉・交通部観光局長、原田一之・京急電鉄取締役社長、邱瑗・台中国家歌劇院芸術監督

　交通部観光局は8月22日、京浜急行電鉄（以下、京急電鉄）と共に、京急羽田国際線ターミナル駅に設置された台湾観光広告パネルの除幕式を行った。周永暉・交通部観光局長はあいさつの中で、観光局は「文化を主軸とした観光PR」の新理念の下、ナショナルパフォーミングアートセンター（国家表演芸術中心）と共同で、海外からの旅行客に芸術プログラムや芸術・文化イベントを推薦したり、台湾でアートを身近に触れる生活を体験し、旅先で暮らすような観光を提案していきたいと紹介した。

　この日披露された台湾観光広告パネルには、台北の両庁院（国家戯劇院、国家音楽庁）、台中国家歌劇院、高雄の衛武営国家アート文化センターといった台湾の北部、中部、南部を代表する国際級の3大国立芸術センターが紹介されている。除幕式には、原田一之・京急電鉄取締役社長、朱宗慶・ナショナルパフォーミングアートセンター会長、3大国立芸術センターの各芸術監督らも出席した。

　朱会長は、ぜひ日本の皆さんに台湾を訪れていただき、文化と芸術の色彩にあふれる多様な台湾観光の魅力を感じてほしいとアピールした。パネルの中の台中国家歌劇院は、日本の建築家、伊東豊雄氏が設計したことから、ひときわ大きくデザインされている。

民俗楽器の若手グループ「三個人」の演奏が披露

新たに設置された台湾観光広告パネル
　上：台中国家歌劇院（右下に伊東氏のサイン入り）、
　下左：台北の両庁院、下右：高雄の衛武営国家芸術文化センター

«２０１９年８月２３日»