自民党青年局の幹部９７名が台湾を訪問

　自由民主党（以下、自民党）の青年局長、小泉進次郎・衆議院議員を団長に、３３名の国会議員および地方議員を含め、日本各地で活動している同青年局幹部のメンバー９７名は９月９日～同１２日の４日間の日程で台湾を訪問する。

　訪問団のメンバーは出発当日の午後、東京永田町にある自民党本部で開かれた事前研修および結団式に出席した。小泉・青年局長はあいさつの中で、「青年局と台湾とのつながりは、長年の絆と経緯がある。今回の台湾訪問では、東日本大震災に際し、台湾の皆様から破格のご支援をいただいたことに感謝の意を伝えたい。さらには、自民党青年局が日台関係の新たなステージへ持っていくきっかけとなるような、有意義な訪問にしたい」と抱負を述べた。

　研修会では、「日台スポーツ・文化推進協会」の松本彧彦・理事長らが講師となり、１９７２年の日華断交に至るまでの当時の経緯についてなどの講演が行われた。

　訪問団一行は台湾で、馬英九総統、李登輝元総統との会見、立法院を訪問し立法委員（国会議員）との交流、国立故宮博物院の参観、台湾中部にある「９２１地震教育園区」訪問などが予定されている。

　また、小泉・青年局長は１０日夜、新北市にある野球場「新荘棒球場」で、台湾プロ野球チームの義大犀牛（義大ライノズ）対兄弟象（兄弟エレファンツ）戦の始球式に出席し、亜東関係協会の李嘉進・会長もこの始球式で捕手か打者として参加を予定している。

《２０１３年９月９日》