徐佳青・僑務委員会委員長が東京で中華民国留日台湾同郷会78周年懇親大会と僑務名誉職人員夕食会に出席

留日台湾同郷会78周年懇親大会で挨拶する謝長廷・駐日代表

　徐佳青・僑務委員会委員長は2月23日に就任後初来日し、台北駐日経済文化代表処（以下、駐日代表処）の謝長廷代表とともに同日夜に東京都内で開催された中華民国留日台湾同郷会78周年懇親大会に出席した。このなかで徐委員長は、「ここ数年、台日関係がますます良好かつ緊密になっているのは、僑胞の皆さんのご尽力によるものであると確信している。故郷台湾を長く離れても、台湾を思い、台湾を愛する気持ちを強烈に感じた」と述べ、感謝の意を表した。

挨拶する徐佳青・僑務委員会委員長

　謝長廷・駐日代表は、「台湾海峡と安全保障の問題は世界が関心を持っている。中国は台湾のことを核心的利益と言うが、国際社会にとっては平和こそが核心的利益である」と指摘し、「台湾と日本の友好関係は世界の模範であり、これを世界に拡げていくため一緒に頑張ろう」と呼びかけた。

　蕭玉蘭・留日台湾同郷会会長は、台湾の農産物が中国に禁輸された際にも留日台湾同郷会は全力で台湾政府とともに台湾農民を支持してきたと強調し、同会が開催してきた台日間の文化交流などへの日本の方々の協力に対しても感謝の意を表した。

挨拶する蕭玉蘭・留日台湾同郷会会長

　中華民国留日台湾同郷会78周年懇親大会には、並木正芳・日本台湾親善協会副会長、小磯明・東京都議会自由民主党日台議員連盟会長、朱恭亮・日本中華聯合総会会長、陳五福・亜洲台湾商会聯合総会総会長ら約400名が出席した。

　また、2月26日には東京都内で駐日代表処が主催する僑務名誉職人員夕食会が開かれ、謝長廷・駐日代表、徐佳青・僑務委員会委員長、僑務委員、僑務諮詢委員、僑務顧問ら僑務名誉職人員らが出席し、意見交換し、交流を深めた。

僑務名誉職人員夕食会：謝長廷・駐日代表（前列右９）、徐佳青・僑務委員会委員長（前列左９）、並びに僑務委員、僑務諮詢委員、僑務顧問など僑務名誉職人員ら

《２０２３年２月２８日》